始原の言語・日本語の可能性(9)~環境は言語を作り、言語は人を作る~
始原の言語・日本語の可能性(9)~環境は言語を作り、言語は人を作る~
始原の言語・日本人の可能性シリーズ第9弾です☆
シリーズ7では『相手と融合する母音語と境界線を作る子音語』が展開されました。
本日は『環境は言語を作り、言語は人を作る』です。
私達は日常、当たり前に言語を使用します。そして世界を見渡してみれば何百という言語があり、その中には母音言語があり、また子音言語が存在します。
そもそもこの言語の違いは、どのようにして生まれてくるのでしょうか?
そして言語は、その違いによって私達の思考にどのような影響を与えるのでしょうか?
今回ご紹介する記事は、普段当たり前に使っている言語を、立ち止まってその始原から考えさせてくれる、そして言語のありがたさを改めて感じさせてくれる内容となっています。
今回も黒川伊保子「日本語はなぜ美しいのか」より引用します。
【日本の風景】
【エジプトの風景】
豊かな自然に恵まれ、争いの少なかった私達の祖先は、自然と融合していく過程で日本語(母音言語)を作り出してきました。
そしてその言語を使うことによって、対象への同化・融合を促してくれたのです
私達は縄文時代の祖先と直接触れ合うことはできませんが、日本語を使うことによって、祖先の意識に触れていたのです
相手と、自然と融合していける『美しい日本語』。そんな言語を噛み締めながら大切にしていきたいですね