2019-12-04から1日間の記事一覧

なぜ仏教がインドで根付かなかったのか?5~古代インドの社会構造

なぜ仏教がインドで根付かなかったのか?5~古代インドの社会構造 写真はこちらからお借りしました前回は、「身分制度・ヴァルナの形成」をお届けしました。 今回は、仏教が生まれた時代はどのような社会だったのかを見ていきたいと思います。 仏教が生まれ…

アンデス・マヤ2大文明の“伝え”8~アンデスは事実認識に基づく超集団統合を実現していた

アンデス・マヤ2大文明の“伝え”8~アンデスは事実認識に基づく超集団統合を実現していた アンデス・ティワナク遺跡 太陽の門みなさんこんにちは、前回はマヤ文明の時間の概念について追求してきました。天体の動きやそのリズムをさえも対象化し、宇宙全体を…

マヤ・アンデス2大文明の伝え(最終回)~人類史の普遍構造は未来へ繋ぐ

へ繋ぐ このシリーズもいよいよ最終回になります。アンデス、マヤは近年注目され、マチュピチュや古代マヤ遺跡の壮厳な遺跡に多くの人々が関心を示しています。これはそれらの遺跡や歴史が現代文明から見て理解が及ばないという点で曳き付けられているだけで…

シリーズ「なぜ、仏教がインドで根付かなかったのか?8(最終回)~統合様式と宗教の関係

シリーズ「なぜ、仏教がインドで根付かなかったのか?8(最終回)~統合様式と宗教の関係 ブッダガヤの画像は、ここからお借りしました。 こんにちは。静かなマイブームのインドですが、この「なぜ、仏教がインドで根付かなかったのか?」シリーズでは、イ…

弥生時代再考(5)徐福がつくった日本支配の地下水

弥生時代再考(5)徐福がつくった日本支配の地下水これまで弥生再考シリーズでは、銅鐸、古墳、出雲など徹底解明してきましたが、何故かスッキリしない部分が残っていました。それは、主人公が見えなかったからだと気付きました。 誰が弥生時代の社会を動か…

弥生時代再考(4) 出雲とは縄文である!!

弥生時代再考(4) 出雲とは縄文である!! 出雲は渡来人と縄文人の合流地(画像はこちらから)出雲地域は渡来人が入り込む前は、寒冷化に伴い東北から南下してきた縄文人が相当量住んでいました。今も出雲地方にのみ東北弁が残っているのもそのためなのです…

弥生時代再考(3) 古墳の謎を一挙解明

弥生時代再考(3) 古墳の謎を一挙解明 古墳には謎がたくさんあります。“巨大”であること、数の多さ、カタチの統一、ヤマトの立地、突然造られなくなることなどです。前回の記事、渡来人が成した金属信仰~青銅に神が宿るを受けて、古墳の謎の解明にチャレ…

弥生時代再考(2)渡来人が成した金属信仰~青銅に神が宿る

弥生時代再考(2)渡来人が成した金属信仰~青銅に神が宿る 弥生時代は稲作農耕の始まりでもあり、金属器の始まりでもありました。そこで今回はこの「金属器」に焦点を当てて弥生時代から古墳時代への変遷を追っていきたいと思います。 ここでいう金属器と…

弥生時代再考(1)~水田稲作が始まって戦争が起きたのではなく、武力支配の後、耕地が拡大した。

弥生時代再考(1)~水田稲作が始まって戦争が起きたのではなく、武力支配の後、耕地が拡大した。 弥生時代再考~プロローグから2ヶ月が経過しましたが、いよいよシリーズを再開したいと思います。第1回は渡来人はどのように縄文人集落に食い込んで言った…