2019-11-10から1日間の記事一覧

地域再生を歴史に学ぶ~第3回 日本列島、東と西の違い

地域再生を歴史に学ぶ~第3回 日本列島、東と西の違い 日本の地域論を縄文時代のネットワーク、古代から中世の荘園制度による共同体空白期と扱ってきました。次は地域再生の中世、惣村を扱う予定でしたが、中世を調べる中で新たに出てきたテーマがあります。…

世界に誇れる日本人のこころの有りよう~ 安心感というはかり知れない「恵み」

世界に誇れる日本人のこころの有りよう~ 安心感というはかり知れない「恵み」 皆さんこんにちは。今回も、ルース・ジャーマン白石著「日本が世界に誇れる33の事」より記事を紹介します。著者であるルース氏はハワイ出身の欧米系女性です。白人ながら、日…

地域再生を歴史に学ぶ~第5回 共同体にとって自由とは何か

地域再生を歴史に学ぶ~第5回 共同体にとって自由とは何か 前回の記事では惣村の成立過程を見ていく中で徴税の話や平民とお上の関係を見てきました。律令制の様々な矛盾の中で平民が団結し共同体=惣村を作り上げた、これを中世日本の共同体再生として固定…

世界に誇れる日本人のこころの在りよう~日本人は共生という種を蒔いている。 皆さんこんにちは。今回も、ルース・ジャーマン白石著「日本が世界に誇れる33の事」より記事を紹介します。著者であるルース氏はハワイ出身の欧米系女性です。欧米人(白人)なが…

地域再生を歴史に学ぶ~第6回 一揆が成したのは共同体の結集

地域再生を歴史に学ぶ~第6回 一揆が成したのは共同体の結集 前回の記事で惣村の形成とは庶民の社会的自由の獲得の為であったとし、自治や自律はその為の手法であったとしました。いわば自らの生きる世界を自らで作る主体性に目覚めたのが惣村的集団形成であ…

地域再生を歴史に学ぶ~第7回 誰のものでもない惣堂をなぜ作ったか

地域再生を歴史に学ぶ~第7回 誰のものでもない惣堂をなぜ作ったか 前回の記事では一揆を扱い、その本質にそれぞれが独立、自治した惣という共同体同志を結集する共同体を横串に統合するシステムであったとしました。つまり、中世以降の日本ではそれまでの…

地域再生を歴史に学ぶ~第8回 江戸時代は惣村自治の集大成

地域再生を歴史に学ぶ~第8回 江戸時代は惣村自治の集大成 さて以前の記事の中で以下のように江戸時代の事を書きました。 >秀吉の刀狩で惣村の武力は押さえ込まれますが、惣村が消えたのは後の江戸時代です。これは後の記事で扱いますが、江戸時代に消滅し…

地域再生を歴史に学ぶ~第9回 廃藩置県は何を変えたか

地域再生を歴史に学ぶ~第9回 廃藩置県は何を変えたか 前回は江戸時代を扱いました。江戸時代はお上と大衆、政治と生活が実にバランスよくかみあった、地域社会にとっては物心ともに豊かな時代でした。日本人の縄文資質を見抜いた徳川の眼力の賜物とも言え…

地域再生を歴史に学ぶ~最終回 ノートとして

地域再生を歴史に学ぶ~最終回 ノートとして 地域再生を歴史に学ぶとして第1階~9回まで続けてきましたが、最終回はこのシリーズで佳作となった記事を対象に10行程度の短文にまとめて紹介します。このテーマを考えていくノートとして読んでいただければ幸い…

再考「扇」~第1回 扇(=ビロウ)とは何か?

再考「扇」~第1回 扇(=ビロウ)とは何か? 地域再生を歴史に学ぶ(全11回)のシリーズが先日、無事完稿しました。まだまだ追求すべきテーマは多岐に渡り、後ろ髪が引かれつつ、次のテーマに移行していきたいと思います。さて、今回は改めて縄文に舞い…

再考「扇」~第2回 古代信仰の謎を解く鍵

再考「扇」~第2回 古代信仰の謎を解く鍵 この白井忠俊様の書いた随筆”再考「扇」”は扇という日本固有の道具から縄文由来の歴史さらにその背後にある本質を明らかにしようとする試みです。第1回では扇とは樹木の葉を表したものであり、その樹木とは古来か…