2019-11-05から1日間の記事一覧

◆興滅流れ、行方知れず、頑張る。楽ばる。遊ばる。死に急ぎ、死にこじれ、自のおろそかきを知る

平成29年2月22日~ (於:終のすみ家にて) ◆興滅流れ、行方知れず、頑張る。楽ばる。遊ばる。死に急ぎ、死にこじれ、自のおろそかきを知る 僕の生きた昭和、平成は鬼畜の時代の開放 1951年 「昭和26年6月9日生まれ」 西川 孫良の 取扱説明書 …

「教科書の嘘を検証する」第4回~百済からの支配者が押し進めた律令国家への歩み

「教科書の嘘を検証する」第4回~百済からの支配者が押し進めた律令国家への歩み 第4回は日本の国家が形成される時代、奈良時代の直前を書かれた部分です。ここは天皇制の始まりを表現する重要な箇所で、また謎の戦争 白江村の戦いを書いた部分です。その…

「教科書の嘘を検証する」第5回~平安時代は百済派支配の単独政権

「教科書の嘘を検証する」第5回~平安時代は百済派支配の単独政権 第5回は平安時代を扱います。 平安時代も大和朝廷の始まりと同じくらい重要な時代。教科書では平安時代とは国家の安定、蝦夷討伐による国家統合の基盤つくりといったプラス価値で捉えられて…

「教科書の嘘を検証する」第6回~教科書では武士が登場した理由が書かれていない!

「教科書の嘘を検証する」第6回~教科書では武士が登場した理由が書かれていない! 第6回は武士の登場の部分です。武士が地方発なのか都発なのか?教科書は都発という立場をとっています。武士の起源やその後の武士の発展を見ると、都発とは言えない部分が多…

「教科書の嘘を検証する」第7回~江戸時代は庶民と地方の時代

「教科書の嘘を検証する」第7回~江戸時代は庶民と地方の時代 日本の歴史において最も平和で安定し、庶民の文化が発展したのはこの時代。 江戸時代の日本の文明レベルはその教育レベルにおいても諸外国と比べても遜色なく、むしろ、欧米を凌ぐレベルであっ…

「教科書の嘘を検証する」第8回~倒幕から維新はなぜ起きたのか?その本質は2度目の南北朝戦争

「教科書の嘘を検証する」第8回~倒幕から維新はなぜ起きたのか?その本質は2度目の南北朝戦争 第8回はいよいよ江戸末期の倒幕の部分です。明治時代を文明開化と呼び、それ以前の歴史を悪しき封建時代として評する教科書の構造がこのあたりから急激に見え…

大和朝廷に先駆けて、一大国家を気づき挙げた古代出雲国

大和朝廷に先駆けて、一大国家を気づき挙げた古代出雲国 みなさんこんにちわ。 今年ももう終わろうとしています。去年は伊勢神宮と出雲大社の遷宮の年でにぎわいましたが、私も出雲地方の出身でして、来年も出雲大社を参拝しようとたくらんでいるところです…

2018年 働き方を通じて日本人が再生される

2018年 働き方を通じて日本人が再生される 当ブログでは過去年末年始特集としてその年のるいネットの佳作、秀作を紹介しその中から来年に繋がるようなテーマを探してきました。昨年は機は熟した“動き出せ日本人”と題して2017年の変化を期待しました。2…

日本人のルーツ最新研究~アジア集団の中で最初に分岐した特異集団だった

日本人のルーツ最新研究~アジア集団の中で最初に分岐した特異集団だった こんばんわ。久しぶりに更新します。半年間仮眠しておりました。再開最初の記事は縄文人の最新情報からです。2017年12月に読売新聞で掲載された斉藤教授の記事は日本人のルーツを探る…

日本人のルーツ最新研究2~DNA研究で明らかになった「日本人の二重構造モデル」

日本人のルーツ最新研究2~DNA研究で明らかになった「日本人の二重構造モデル」 ”日本人のルーツ最新研究~アジア集団の中で最初に分岐した特異集団だった”の続きです。 前半は日本人のルーツがアジア全体で見ても世界的に見ても人類の原初に位置づけられ…

面白い本を発掘したので紹介します。 「骨が語る日本人の歴史」

面白い本を発掘したので紹介します。 「骨が語る日本人の歴史」片山一道 ちくま新書 発掘された古人骨を調べ、当時の人の様子を明らかにする「骨考古学」。その進展によって、日本列島の歴史は大きく書き換えられねばならないことがわかってきた。実は縄文人…

縄文を骨相学から語る(前半)~縄文人は日本列島で生まれ育った

縄文を骨相学から語る(前半)~縄文人は日本列島で生まれ育った 前回の記事に重ねます。2015年10月にるいネットに掲載された記事がちょうどこの著書について書かれています。少し長いですが、この著書を読むよりはるかに短いので興味のある方はじっくり読ん…

縄文を骨相学から語る(後半)~縄文人は存在するが、それに対応する弥生人はいない。

縄文を骨相学から語る(後半)~縄文人は存在するが、それに対応する弥生人はいない。 後半は弥生人について書かれた部分です。 弥生人と縄文人、対立する存在、対極の存在と見られがちです。教科書的には渡来系は全て弥生人、土着民が縄文人と考えられ、あた…

明治中期の日本庶民~小泉八雲 「日本の面影」より~

明治中期の日本庶民~小泉八雲 「日本の面影」より~ 小泉八雲は有名な「耳なし芳一」や「怪談」などの再話文学以外にも、パトリック・ラフカディオ・ハーンとして、日本の美しさを西洋に向けて紹介する紀行文や随筆、評論を多数遺しました。 今回ご紹介する…

藤原・百済派と反藤原・新羅派の両建てで生き残った賀茂氏が日本の闇をつくった

藤原・百済派と反藤原・新羅派の両建てで生き残った賀茂氏が日本の闇をつくった 表の世界で藤原氏vs蘇我氏ら反藤原氏の闘いが繰り広げられる日本の歴史にあって、一貫して、影から政権を操り、力を保持してきたのが、三輪氏と並んで出雲族の本流をなす賀茂氏…

天皇制の歴史~南北朝の歴史を知ることが鍵になる

天皇制の歴史~南北朝の歴史を知ることが鍵になる 平成が終わり、来年からは新たしい年号が起ちます。同時に新たな天皇を祀り上げる行事や報道がこれから年末にかけて増えていくでしょう。既に安倍首相は明確に意識した動きを示しており、薩長を表に出して露…

縄文体質とは何か?第1回“縄文人にとって自然とは”

縄文体質とは何か?第1回“縄文人にとって自然とは” 先週の実現塾で「縄文体質を持つ日本人が人類滅亡の危機を救う最も最先端に居る。」という認識が語られた。これはいったいどういう事だろうか? 私たち日本人の中には平均して12%の縄文人のDNAが残っ…

縄文体質とは何か? 第2回 集団性(仲間意識)が作る強さ、柔軟性

縄文体質とは何か? 第2回 集団性(仲間意識)が作る強さ、柔軟性 先日の実現塾で人類にとって集団であるのは何の為かという事が語られた。 集団として課題に取り組む為であり、生存していく為である。そういう意味で学校集団は個人課題であり、生存してい…

縄文体質とは何か? 第3回 職人気質に見る追求姿勢と自然感

縄文体質とは何か? 第3回 職人気質に見る追求姿勢と自然感 日本人は勤勉であると世界から賞賛される民族です。 現代の日本の製品も、丈夫で長持ちし、性能もよく精密で、今でも日本でしか作れない高度な技術も多数存在します。 建築の世界でも、カーテンウォールの…

縄文体質とは何か?第4回 縄文の”性”を知る

縄文体質とは何か?第4回 縄文の”性”を知る 第4回は”性”について触れてみます。 私有婚、一対婚に始まる「女は所有物」とした西洋の性への捉え方と総偶婚をベースにする「女は集団内での充足存在」とした日本の性は180度異なっています。まとめを書くよ…

縄文体質とは何か?第5回 縄文の働き方は自然との共生

縄文体質とは何か?第5回 縄文の働き方は自然との共生 日本人はよく働きます。 しかし、いやな上司の言うことを聞かなきゃいけないし、重労働もあれば長時間労働もあり、働くことも、なかなかの苦労があるものです。もっと楽しく仕事ができたらいいなと思う…

縄文体質とは何か?第6回 縄文人(日本人)の信仰とは対象へのあくなき同化

縄文体質とは何か?第6回 縄文人(日本人)の信仰とは対象へのあくなき同化 このシリーズ最終回は信仰です。 縄文人(その後の日本人)の信仰の本質は自然が相手の多神教崇拝です。 今でも建物を建てる時には土地の神様を鎮める地鎮祭は必ず行います。正月には…